竜王「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです」
そういえばらいなまで、既存魔王に関するお知らせが発表されたそうです。(出典:gamy)
なんでボカしてるのかよくわかりませんが、これは間違いなく既存魔王の強化でしょう。
ちょうど一年前に産業廃棄物と化した魔王が強化されたのですが、その後も魔王杯等で調整を頑張ったにも関わらず結局インフレの波に飲まれた悲しい魔王に再び救いの手が差し伸べられるということです。
最近はリオーやアーロのような魔王より強いコスプレイヤーも登場しているので、いい加減ユーザーからのフラストレーションを感じ取った運営からのクリスマスプレゼントです。
新生転生にも当てはまることですが、既存魔王の強化は古参ユーザー視点で見れば売上アップには全然つながらないというのが問題です。もう星4を揃え始めってしまっているためです。
新規ユーザーからすればどの魔王も持っていないことには変わりないので、思い出のモンスターが強くなることは非常に喜ばしいことですね。
一年前の強化についても記憶が薄いので、1ヶ月後に備えて当時の強化を復習しておきましょう。
■りゅうおう/竜王
りゅうおうはほとばしるチカラにより2ターン目からつねに呪文ダメージ1.2倍となりました。
つねに倍率アップ系は実は後にも先にもりゅうおうだけですが、1.2倍したところでご自慢のメラガイアーは半減無効無効半減無効みたいな耐性ばかりなので0を1.2倍しても0という体たらく。
クエストで使うにしてもブレイクやマータ全盛期の中でわざわざ通りの悪いメラ単発しか使えないりゅうおうを採用する理由もありません。黒のオーブのメラガイアー70%はあるものの、それを錬金してやっとマータ系と肩を並べる程度です。
竜王は偶数ラウンドの攻撃ダメージを1.2倍となり、くいちぎるが必殺の一撃と同じく必中化、さらにその後黒のオーブでくいちぎる90%が登場しました。
必中化や火力強化は鈍足魔王には嬉しい追加でしたが、2ターン目に火力アップしても動く前に殺されるのが現実で、黒オーブゴリゴリドーピングしてエスタークとやっと同等火力なら、エスタークでええやんっていうオチです。
咆哮もダメージが30ほどアップしましたが、追加効果は一切なし。焼け石に水とはこのことですね。
ウェイトに対する性能を考慮するとどちらの形態も全く需要がないことは言うまでもありません。
■ハーゴン/シドー
神様仏様ハーゴン様。破壊を司る邪神に酔心しきってるくせにシドーなんかより1億倍有能になりました。
最近やっとMP回復手段も色々と出てきた中で、当時いきなり全体HP/MP自動回復付与という鬼の性能。マホアゲルを完全に産廃化させたのは彼のせいです。
クソキモサンダルジジイが超カッコいいイケメンサマーシューズお兄さんに生まれ変わった瞬間です。
おまけで偶数ターンにマジバリも張られるようになって耐久も上昇しました。
かつてS本の筆頭として扱われていたシドーは技の威力が40あがっただけなので論外です。鈍足で中途半端な威力の状態異常ばら撒かれても困る。というかハーゴンが優秀過ぎてみんなシドー使わなくなりましたね。
■バラモス/バラモスブロス
バラモスはネクロゴンドの波動とはらわたをえぐるの異常付与が非常に高確率になりました。
一見すると強そうな強化ですが、使えない。多分遅いから。混乱界のエース、ディアノーグ様が先制で混乱をブッパするので、のたのたと波動打っても微妙なんですね。
はらわたをえぐるもほぼ確定マインドと強そうですが、マインドさせたいなら竜神のほうが反射の面でも優秀だし、やはり微妙。
ブロスはAI1~2からAI2~3となりました。今までと比べて動きすぎだろ。しかし他の強化はネクロゴンドの波動のみ。
バラモス系統は魔王のハズレ枠にしたい運営の意図が見え見えですね。君はウェイト14くらいになれば超優秀と言われると思うよ。
■ゾーマ
修正なし。王者の貫禄ですね。
しかし今の時代だとちょっと能力的に微妙なのでヒャドブレイクでもください。
デスピサロはAI3という鬼火力を獲得。神速の剣技のダメージアップはおまけです。
魔剣士ピサロは神速の剣技のダメージアップを合わせて恩恵を受けただけ。魔剣士ピサロはもともと神速の一閃打つマンなので事実上の上方修正なし。
デスピサロもAI3は驚異でしたが、最近はパープルシャドウだのAI1-4だの出てきたので、地味な感じは否めないですね。魔王バリアも無いので混乱麻痺眠り全部効いてしまうのは魔王であることを疑うレベル。
ドレアム対策被害者の会の会長でもあり、ことごとく斬撃弱体化の波に飲まれています。神速の一閃もだいたいタップダンサーがウェーイwwwと踊るだけでイケメンでくのぼうに生まれ変わりです。
大魔王のほうはつねに呪文よそくとなり、この点は優秀。
ミルドラースの屈指のネタ技魔界の洗礼は全体化したことで多少まともに。しかし根本的な問題の素早さ遅すぎる問題は解決されません。
全体2段階ダウン技というポテンシャルはあるものの必中ではなく、もう一つの技もギラグレイド(笑)という有様。素早ければ有能なんですがね…。とにかく素早さが足りない。
あと偶数ターンMP回復もつきましたが、ハーゴン様のおかげでMPが問題になること自体減ったので微妙な感じ。
大魔王のほうはあんこくましょうだんが2段階ダメージと当時では非常に珍しい技に。攻撃賢さダウンも超高確率で入るので、それなりに優秀とされました。やはり魔王に必要なのは圧倒的な火力だったのだ。
ちょうど上方修正していた頃が、神速パが流行っていたんですよね。そのせいもあって、デスタムーアの修正はカスみたいなものでした。
夢幻の構えがラウンド開始時になり、いきなりタップダンス+力ため状態に。ていうか今までラウンド開始時じゃなかったんかいってくらいの悲しさ。
その後ドレアム新生転生により、ピサロとあわせて斬撃対策の波に飲まれて死んだのはいうまでもありません。
大魔王のほうはもっと悲しく、MP回復がMP大回復に。ダブルマダンテの威力維持がちょっぴり向上しただけ。そもそも祈り持ってるから言うほどMP困らないのに何なんすか。
その後黒のオーブで追加でダブルマダンテなるものが出ましたが、メタルゴッデスに思いっきり席を取られて大魔王デスタムーア用には一切使われないという悲しすぎる現実が待っておりました。
■ネルゲル/冥獣王ネルゲル
それぞれ黄泉送りと超流星群の威力があがりました。終盤は運営がめんどくさくなって適当になった気がしてならない。
しかし威力アップはなかなかなもので、黄泉送り+3は絶技+0より強くなり、超流星群は当たれば一発500ダメージ近くにもなるほどに。当時は体技対策は今にもまして少なかったのでロマン砲として優秀に。
ラウンドの最後じゃないと威力が落ちる点はある意味ちょうどよかったと思います。
あとは冥獣王のおたけびの体技防御ダウン確率があがりましたが、そもそもこの技はあまり使わないですね。
最近ではアンカー技が大量に増えたり他の技はアンカー取らなくても威力があがったりと不遇さが露骨に目立ってきたような印象ですね。
以上、魔王強化のおさらいでした。
これを見るとやはり劇的な変化をしたのはハーゴン様とデブドラくらいで、あまり大きな期待はできない気がします。
一ヶ月も先なのでまだ運営の中でも未定なんでしょうが、何かしら盛り上がるイベントになればよいですね。